◆2024年7月20日――感想
スピリチュアリズムの思想体系[Ⅰ] 死生観ー②
-
今回は、思想体系Ⅰの「死生観」について学ばせていただきました。死に関する様々な問題が起こっているということ。その摂理違反は、神から与えられた生命を人間の都合で奪い去ったり、地上で霊的成長のチャンスを捨て去ったりと、スピリチュアリズムの霊的真理を知らないために起こっている悲劇と言えます。こうして生きている間に、“死”の正しい意味を知り、死を恐れたり、死別を悲しむことなく、むしろ喜びとして祝福できる機会を与えられた私は、本当に幸せだと思います。「死生観」を正しく伝えられるよう、真理の理解と実践に励んで参ります。
-
死に関するさまざまな問題の中では、特に安楽死と延命治療についての理解が深まりました。また、死に関する社会的習慣、宗教行事についての講義を聴きながら、早くスピリチュアリズムの霊的知識が日本の、そして世界の常識になってほしいと強く思いました。身近な人が死ぬと、悲しみにひたる余裕もなく葬式や墓のことを決めなければならないのが現状です。悲しみも葬式も墓もすべて不要なのだということ、死は喜びであり、祝福すべきことということが、共通の認識となる日が早くきてほしい、その日が早く来るように、私自身も霊的知識を身に着けて、道具となれるようこれからも努力していきたいと思いました。
-
地上的観点からではなく、霊的視点で見ることで、はじめて「死」に対しての正しい理解ができることを改めて痛感しました。地上における様々な問題が霊的無知によって引き起こされているということが、死に関する事柄からも本当によく理解できました。だからこそ、霊的真理・霊的知識をいち早く知ることのできた自分はどれほど恵まれた環境に身を置いているのかと感謝の思いと同時に、一人でも多くの人々に伝えていけるように日々、霊的成長のための努力を惜しまず精進していかなければという決意を新たにすることができました。
-
自殺、死刑制度、安楽死は、生命は何れも、神のものであるにも関わらず、人間が勝手に神の摂理に反して行う、許されない行為であることを再確認致しました。また、世界の6割を占める一神教(キリスト教・イスラム教)が墓で最後の審判を待つという誤った価値観を持っていることを思ったときに、できるだけ早くスピリチュアリズムが世界最高峰の価値観として定着する時代が来ることを願う次第です。一スピリチュアリストとして、これからも霊的真理を学びながら、従来の様々な価値観の何が誤っているのかを明確に理解し、実践していきたいと思います。
-
死生観について学びました。全ての生命は神から与えられたもの、これに尽きると実感します。最近ではアドバンス・ケア・プランニング(ACP)が少しずつ普及してきており、“死”という当たり前の摂理に世の中が少しずつ関心を向けています。少しずつではありますが、人類は進歩しているんだと嬉しく思います。宗教の問題は、本当に根深く、本来、人を助けるための教えや動機がまるで、正反対になっており、時に権力となったり、話題が出るたびに、イエスの思いが踏みにじられ、なんとも言えない気持ちになります。イエスを崇拝するのではなく、イエスの生きざまを手本とし、イエスの教えであるスピリチュアリズムを実践できるよう、日々を大切にしたいです。
-
「死」に関する様々な問題や社会的習慣、世界宗教の死生観の学びを通して一番心に残ったことは、「霊的観点から見ることが大切」ということです。人類がこれまで間違ったことをしてきたのは、すべて霊的無知が原因です。霊的観点に立って物事を見ることができないために、多くの摂理違反を犯してきました。それがどれだけ霊的成長を阻害することになるかを考えると、霊的無知の恐ろしさを感じずにはいられません。「死」についての真実を一早く知った私たちは、人々に真理をしっかりと伝えていかなければならないと改めて思いました。誰もが「死」を喜びの時と考え、地上人生を摂理に沿うものにしようと努力できる世界にするために、真理普及に邁進していく決意を新たにしました。